リビルトとは、使用済みの部品や製品を分解、清掃し、不良部分の補修や交換を行い、新品同等かそれに近い性能を持つ製品へと再生することを指します。
当社では、エンジンやトランスミッションなどのユニット、EGRバルブ、エアードライヤーなどの単品部品のリビルトを行い、いすゞの販売会社を通じてお客様にお届けしております。
リビルト部品は新品に比べて安価に提供することが出来ることから、お客様の補修費用の低減に、またリサイクルによる環境負荷の軽減にも寄与するため、持続可能な循環型社会の推進に重要な役割を果たしています。
当社では、長年培ってきたものづくりのノウハウを基に、「メーカー品質」にこだわった
リビルト品の生産を行っております。
まだ使える部品の機能を再生し、いすゞ自動車のデータを活用した基準で判定を行うことで、
高品質な製品をお客様にお届けすることがリビルト事業の使命と考えております。
弊社のリビルト事業は、量産工場で培った様々なノウハウを活かし、現在はいすゞ自動車のリビルト拠点として貢献し、国内外のニーズに対応しております。
技術・技能・知識を有する作業者が多く在籍し、テストベンチなどの各種評価装置で検査も可能であったため、完成したエンジンを新品同様の性能に仕上げることができたのです。
調査・解析終了後のエンジンをメンテナンスし、再組した事をきっかけにリビルト事業は誕生いたしました。
エンジンを全て分解し、再使用する部品は洗浄、再生工程にて処理されます。
再使用する部品は寸法測定や検査装置などで再使用の可否を判断します。
不具合の合った部品は新品と交換、再使用の部品と共に組立工程へ。
いすゞ自動車のエンジン組み立てラインと同じ手順と基準で組み立てます。
組み立てが完了したエンジンは新車用エンジンと同等のテストベンチで検査。
出力、トルクと言った動力性能の確認と各種検査を行い出荷されます。