当社は、いすゞグループの一員として、エンジン、トランスミッション部品の製造や組み立てを行っております。
特にアルミ鋳造部品については、試作から量産部品までを粗材製造から加工、組み立てまでの一貫生産を可能にしていることが強みです。
「品質第一」が当社のものづくりの原点。
材料の入手から始まり、お客様にお届けするまで、厳格な品質管理体制こそ、お客様の安心と安全につながると考えております。
いすゞで長年にわたり培ってきた生産システムである「IM※」を工場内に展開し、不良を流さない・作らない・作れないをテーマに取り組んでおります。
※IM:「いすゞものづくり」は、いすゞで長年にわたって培ってきた生産ノウハウをスタンダード化し、工場に展開するマネジメントシステム
「改善無くして企業の生き残りは無い」を念頭に、時間を短縮しつつ生産性を向上させることで工程の効率化を図る取り組みを続けております。
改善活動に幅広い従業員が参加することで、人の成長にもつながる取り組みとなっています。
GDCとよばれる、自然重力を使ったアルミ鋳造機。特殊な砂を固めた中子を使用する工法は、内部形状が複雑なシリンダーヘッド等の部品に適しております。
125~3,550tまで、7台の高圧ダイスカスト鋳造機を所有し、主にエンジンやトランスミッションのアルミ部品の粗材を鋳造しております。3,550tは北海道内でも最大級の設備です。
木型に砂を込め、樹脂で固めた砂型を用いるため、試作や少量の量産向きとされています。試作段階からダイスカストの量産を見据えた提案が出来ることも当社の強みです。
いすゞのエンジン工場であったルーツからも、エンジンやトランスミッション関連の部品を中心に、多種多様な加工を行っております。鋳造された粗材は社内で加工されます。
加工された部品の一部は、組み立てラインでユニットの状態まで組み立てられます。それらのユニットは、国内だけでなく海外の生産工場に出荷され、車両に搭載されます。
加工に使用された使用済みの切削工具は、社内の工具研磨工程で再研磨されます。工具のトラブルなどの経験豊富な技術者により、改善活動も盛んに行われています。